Topics
IR誘致 長崎県収入 年間310億円見込み
21.09.22
長崎県は、定例長崎県議会一般質問の中で、佐世保市とハウステンボス(HTB)への誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)で、開業後に事業者が都道府県に納付するカジノ事業の粗収益15%と日本人入場料と合わせて年間約310億円の収入が見込まれると明らかにしました。
長崎新聞によると、「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」の試算では、カジノ事業の粗収益は年間約1500億円。IR整備法で、収益のうち15%を都道府県に納付するよう定められており、年間225億円に上る見通しで、これとは別に日本人と在留外国人の入場料6千円のうち、3千円は都道府県に納付される仕組みで、年間約84億円が見込まれているとのことです。
また、「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」の提案では、IR区域内での雇用は1万人程度を想定しており、開業時期について最速で2027年度中の開業を想定しているとのことです。
IR整備法では、IR事業者はカジノ粗収益の15%を設置都道府県へ、15%を国へ納付することが定められています。また、日本人と在留外国人の入場料6千円についても、3千円が設置都道府県へ、3千円が国へ納付される仕組みとなっています。
納付金による財政への貢献、IR建設や交通整備などによる地元企業への還元、IR施設への雇用の促進など、地域経済に多大な影響を与えられるのがIRなのです。
なお、IR整備法についてはこちらの動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!
【出典】