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  • 長崎県がカジノオーストリアとIR基本協定を締結

    21.08.31

    長崎県は30日、オーストリア国営企業関連の事業者グループ「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)と基本協定を結び、IR整備を手掛ける設置運営事業予定者に決定したと発表しました。

    長崎県によると、総事業費は3500億円、年間来訪者数は延べ840万人と想定しているとのことです。

    コンセプトは<東洋文化と西洋文化の融合 -真の和洋折衷を実現->。
    九州・長崎の歴史文化を継承し、オーストリア国有企業グループの強みを活かした伝統的で高級感のあるIR施設。長崎を拠点として「観光産業革命」を実現し、九州、日本、アジア、世界、全てが融合する世界都市を目指す、としています。

    毎日新聞によると、同社はハウステンボス内の西約31ヘクタールの土地にカジノ施設や総面積2万平方メートルの大型交流拠点施設(MICE)を建設。高級ホテルを展開する「ハイアット」運営の高層ホテルや、既存の「ホテルヨーロッパ」を改装したホテルなど複数の宿泊施設も整備する他、歌舞伎鑑賞やアニメ、ゲームなどを体験できる複数の屋内外施設も設置し、日本文化の発信を目指す、とのことで、2024年後半の開業を目指しているとのことです

    中村法道長崎県知事は「(カジノオーストリアインターナショナルジャパンから)HTBの景観とも調和した世界最高水準のIR実現を目指すという提案をいただいた。来年4月28日が期限の(国への)認定申請に向け、区域整備計画の作成を着実に進める」とコメントを出しています。

     

    IR誘致を目指す地域で事業者との協定締結は和歌山県に続き2番目となります。

    ハウステンボスで開催されたカジノイベントでは、日本カジノスクールの卒業生が活躍をしたこともあり、IRの誕生に期待を寄せています。

    長崎県のHPでは、カジノオーストリア提案のIR施設概要やパースを見ることができますので、ぜひご覧ください。

    【出典】

    長崎県公式HP「九州・長崎特定複合観光施設設置運営事業にかかる設置運営事業予定者の決定について」

    毎日新聞「ハウステンボスに誘致のIR オーストリア企業に内定」

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