JCS column
異国の地で奮闘中!カンボジアインターンシップレポート【3】
20.04.21
カンボジアでも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月2日よりカンボジア全土のカジノが一時休業することになりました。そんな中ではありますが、皆さんにカンボジアのこと、カジノディーラーのことをもっと知って欲しい!
ということでカンボジアインターンシップレポート第3回をお届けします!
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今回のレポートは大阪校卒業生の石原かほりさんから。
現地でしか知ることのできないカンボジア・ライフや、カジノディーラーのリアルな日常を伝えてくれました。長編ですのでぜひじっくりお読みください!
※レポートは休業前に書いていただいたものです※
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カンボジアに来てからのマイブーム
カジノでは、モーニング7時〜15時・アフタヌーン15時〜23時・ナイト23時〜翌朝7時を3日、4日毎にローテーションするシフトで働いています。
LaVogueの玄関を出て左斜め前の位置にはバイク移動式の出店が並んでいます。
モーニングシフトの際には15時にお仕事が終わるのですが、まだ外は明るく出店も賑わっているので、お仕事帰りに生しぼりさとうきびジュースを買い身体を潤しながら帰宅するのがマイブームになっています。
国内ではLLサイズくらいの大容量カップに氷とさとうきび丸々2本をプレス機にかけたものをあわせて入れてくださり、なんと1杯$1。
時には現地人価格で$0.75で大サービスしていただくこともありました。
大容量!の生しぼりさとうきびジュース
ナイトシフト時には朝7時にお仕事が終わるので、そこから数時間眠い眼をこすりながら起き続け昼過ぎに寝入ることで、勤務中の睡魔に襲われないようコンディションを保っています。
お仕事を終えた後の楽しみ、LaVogueの裏口から出て1分も歩けばそこに待っているのは太平洋が広がる絶景。
朝の海辺を散歩しボケーッとする時間をつくって自然を眺めながら心身共にリフレッシュすることも取り入れています。
1日の張り詰めた緊張感は一瞬のうちに癒しへと変わります。
海沿いの素晴らしい立地であることもLaVogueの魅力の1つです。
この景色が職場から1分なんです
来場されるお客様
お客様は中国や韓国の方が大半ですが、中には今回新型コロナウイルスの影響で飛行機がストップしているといったこともあり、日本人スタッフ常駐のLaVogueを選んで宿泊されている日本人の方も少数ですがいらっしゃいました。
8割はホテル宿泊客や常連さんといった顔ぶれで、出勤するとお客様の顔もだんだんと覚えてきました。
挨拶や会釈をすると逆に私のことを覚えて下さっているお客様もいらっしゃいました。
バカラのスクイーズする際の声や牛牛のサイコロの振り方で、あのお客様がゲーム中かな?と遠くからでも分かる程です。笑
牛牛ディーラーデビュー時には、緊張のあまり手が震えてカードをスムーズかつ5枚のバランスを上手く配布できなかったりと散々な私でしたが、韓国人のお客様2名が心優しく人差し指1本で「こうやって配っていたよ」とゲーム中にも関わらずイメージを見せてくれました。
温かく見守っていただけたことでガチガチに固まった身体も徐々にほぐれて、1時間ディーリングを終えた時には少しだけ成長しているように思えました。
お客様にはデビュー当日だなんて素晴らしい!congratulations!と言っていただけて、未熟な私は頭が下がる思いでした。
お客様から教えていただくことも多々あるなと身に染みて実感しています。
現地スタッフ
朝礼前の10分〜15分で現地スタッフと会話したり戯れたり写真を撮ったりしている時間もまた楽しいです。
ディーラーは途中カードルームに入り、ハウスルールに従ったシャッフルをしたりカード管理をする業務を挟みます。
その時間は、業務時間内でも現地スタッフと密*に触れる時間でもあります。(*注:休業前の話です!)
先程までディーリングしていたテーブルでミスをしてしまったり、うっかり忘れてしまっていたことがあると少しテンションが下がり辛い時もあります。
そんな時には現地スタッフが察して大丈夫?と気にかけて話を聞いてくれました。
少し前には牛牛のルールや配当が全く分からなかった私ですが、トレーニングもなく現場で見て覚えるといった流れでとても悩んでいました。
というのもディーリング中は真横でウォッチャーというポジションの補助に入りながらも現地ディーラーのゲーミングスピードに思考回路が追いつかないのです。
そんな時には休憩時間中に配当のことやルールを言葉が通じないながらもジェスチャーや片言英語を交え、現地ディーラーに少しずつ質問したりして理解に繋げていきました。
ルールを全く知らず自己嫌悪に陥り焦っている私に現地スタッフは少しずつ頑張っていこう!大丈夫!応援してる!と励ましの言葉をかけてくれて感極まり涙腺が危なかったです。
温かい現地スタッフ、仲間や先輩方にも支えられて今日もカンボジアで精一杯打ち込んでいます。
真ん中3人はインターン生で右から順にGlace(石原さん)、Elica、Michelle
現地スタッフと同期スタッフ、支えあって頑張っています
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異国の地で働くというのは本当に大変なことです。
そんな中、現地のスタッフの方ともしっかりコミュニケーションを取りながら成長していっている姿を見ると、スクールスタッフも胸が熱くなります。
早く新型コロナウイルスの影響が収まり、インターン生の皆さんが更に活躍していくことを願っています。
石原さんの「English Name」はレポート中でもあった通り「Glace」。
とてもピッタリな名前でスクール内でも話題になりました。笑
では、次回もお楽しみに!