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  • カジノで気になる数学【1】-カジノに魅了された数学教師Youtuberとは

    20.04.28

    2020年春、Youtuber界に現れた物腰柔らかな数学教師をご存知でしょうか。

    日本屈指の超有名難関高校の数学教師にしてカジノにまつわる数学を計算するのが大好きという八田陽二先生。そんな八田先生の経歴からカジノとの出会い、そして Youtube進出に至る経緯、さらには今後の野望についても語っていただきました。

    連載第一回目は、世にも魅力的でユニークな八田先生の人となりに迫ります!

     

     

    ※インタビュー/撮影:日本カジノスクール大阪校心斎橋教室

     

    ■投資100万円で回収6,000円!?

     

    –お忙しいところご来校いただきありがとうございます。まずは八田先生の経歴を教えていただけますか?

    八田「私は八田陽二と申します。現在は私立の高校で数学の教師をしております。大阪大学理学部数学科から大阪大学大学院情報科学研究科へと進み、非線型偏微分方程式の数値解析を専攻していました。そこで渋滞モデルを扱って いました」

     

    –渋滞だけわかりました(汗)・・・どのような内容なのですか?

    八田「車一台一台にプログラミングをしてそれぞれの渋滞モデルをミクロの視点で作った結果できる渋滞と、車 がたくさんある状態をひとつの流体と捉えて、それを扱った方程式を作ります。このマクロの視点で立てた方程式とミクロの視点が同じように動くのか否か、ということを研究していました」

     

    –・・・わかりました(汗汗汗)。卒業後はその道には進まなかったのですか?

    八田「実は、大学院のときに周りの人の頭が良すぎて、自分は数学では抜きん出ることは難しいだろうなと感じていました。そこで『自分は数学で何ができるだろう?』と自問した結果、大学院を休学してボランティアでケニアに行くことにしました」

     

    –ケニアですか?現地では何を?

    八田「ケニアでは主に数学教師を目指す大学生への授業に従事しておりました。そのケニア滞在中にカジノに出会いました」

     

    –なるほど。カジノのお話は後ほどたっぷりとお伺いするとして、ケニアから帰国後は?

    八田「最初は教育関連企業に就職をしました。その数年後、高校で教員をする傍ら自ら起業してWEB学習塾をオープンしました。ですが、これがうまくいきませんで・・・100万円投資してWEBサイトを作ってもらったのですが、廃業するまでの3年間の売上は6,000円でした」

     

    –6,000円?WEB経由での売上が、ですか?

    八田「いいえ、私の3年間の事業全体の売上が6,000円でした(笑)その後、自分は事業を興すよりも、自分自身 を『素材』として使ってもらった方が活きるということに気が付きました。そこからはいわゆる私立の進学校で教鞭をとる生活になりました」

     

    –ありがとうございます。それでは少し話を戻して、カジノとの出会いについてお伺いいたします。(次回へ続く)

     

    おちゃめな八田先生

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    なんともユニークな半生・・・冒頭箇所だけでも凡人とはかけ離れた世界ですが、そんな八田先生がこの後どのようにカジノの世界に惹かれていったのか、次回に乞うご期待!

     

    16はヒットかスタンドか。迷いますよね。

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