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宮城島などにカジノ計画
11.09.13
うるま市の宮城島を中心とした島しょ地域にカジノ付き統合リゾートを誘致する計画があることが12日までに分かった。元県議や経済界関係者が今月末の設立を目指す一般財団法人「沖縄エンターテイメントリゾート」準備室が11日、同島の上原公民館で意見交換会を開き、地域住民ら約70人に説明した。
統合リゾートは県が導入を検討。県内では糸満市や浦添市の住民らが誘致を表明しており、ほかにも検討している地域があるという。
計画は「与勝エンターテイメントリゾート」としてカジノやリゾートホテル、スポーツセンター、コンベンションホール、ショッピング施設などを島しょ地域に建設する構想。
同リゾート発起人代表の西田健次郎元県議は「実現すれば少なくとも3万人の雇用が生まれ、県経済に多大な恩恵がある」と説明。意見交換会に出席した住民の前向きな感触を得たとして、今後も各島で住民説明会を開いて誘致の理解を得る考えだ。
北野勲自治会長は「まだ勉強会の段階。地域で合意形成ができれば、前向きに検討したい」と話した。
2011/9/13 沖縄タイムス