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和歌山県がIR運営業者にクレアベスト社を選定
21.06.04
和歌山県の仁坂吉伸知事は2日、記者会見を開き、和歌山市の和歌山マリーナシティに誘致を進めているIRの運営事業者に、カナダのIR投資・運営会社「クレアベストニームベンチャーズ」(東京都)などの共同事業体を選んだと発表されました。
わかやま新報によると、クレアベストの提案では、約4700億円を初期投資し、開業後4年目の試算で、経済波及効果が約2600億円、雇用創出が約1・4万人、目標来訪者数が約1300万人(うち外国人約300万人)、県納付金に約230億円、県入場料に約120億円の経済効果を見込んでいるとのことです。
開業予定時期は、26年春ごろとする県の方針に対し、クレアベストの提案は27年秋ごろとなっており、仁坂知事は「早い方がいい」と述べ、事業者と相談することはあり得るとしたが、事業の確実性を重視する考えを示しているとのことです。
「アフター・コロナ」を見据えたIR誘致の動きは着実に進んでいます。
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