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福岡市が「船内カジノ」特区提案へ
10.09.22
福岡市が「船内カジノ」特区提案へ
福岡市は21日、東アジアとの交流を進めるための特区案を発表した。中国発福岡行きのクルーズ船内でのカジノ営業を認めるよう規制緩和することや、韓国・釜山市との経済協力機関を設置するなどの内容。同日中に政府に提案する。
市によると、このほか韓国から観光目的でフェリーに自動車を積んで入国する際の手続きの簡素化や、外国企業・研究機関が市に進出する場合に法人税を減税することなども盛り込んでいる。
今年6月に閣議決定された新成長戦略に基づき、国が全国の自治体に規制緩和や税制優遇などを行う「総合特区制度」のアイデアを募集し、市が応じた。吉田宏市長は「特区が認められると人の往来が増え、新しいビジネスも生まれると思う」と話している。
2010/9/21 読売新聞