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名取の住民組織「カジノ誘致を」 国会議員に要望
11.09.30
東日本大震災で被災した宮城県名取市北釜地区の住民でつくる市東部震災復興の会(鈴木英二会長)のメンバー17人が29日、国会を訪れ、仙台空港周辺へのカジノを含む国際観光拠点の誘致に向けた要望活動を行った。
メンバーは、超党派の国会議員でつくる国際観光産業振興議員連盟会長を務める古賀一成衆院東日本大震災復興特別委員長らに、陳情書を提出。カジノを合法化する法律案を、早期に国会提出するよう求めた。
その後、衆院第1議員会館で記者会見。鈴木会長は「津波でコミュニティーが崩壊し、地域は再生の手だてを見つけられずにいる。ともに発展してきた仙台空港を活用し、生活を再建したい」と話した。
構想では、仙台空港周辺にカジノを核にしたリゾート地づくりを掲げる。空港の着陸料無料化や各種基盤整備への投資促進を一体的に実現することで、東北の観光振興や新産業の創出につながると、理解を求めている。
2011/9/30 河北新報