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韓国インターンシップレポート【5】

23.02.17

韓国「パラダイスカジノ ウォーカーヒル」でのインターンシップレポート(前回はこちら)も早いもので連載5回目となりました。第一期生の8名は、これまで苦戦していた不慣れな現場の仕事にもようやく少しずつ馴染んできたもようです。

第一回目から読む方はこちら

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<現地式のやり方に徐々に慣れてきました>

現在8人は常勤(9:35~17:35)と4部(17:35~1:35)の2組に分かれていますが、お互いに情報共有し助け合っていてチームワークの大切さを身をもって感じています。※4部は夜勤手当が付くので常勤に比べ給与が高く付きますが(夜の時間から1.5倍)、先生方が平等になるようご配慮くださり、途中からチーム丸ごとシフトが入れ替わります。

技術面は、ハングルオンリーのwebpad操作に苦戦することもしばしばですが、韓国式ディーリングに少しずつ慣れてきました。webpad:テーブルごとに一台設置されており、飲食の注文の他、お客様の平均別途額や退席時の持ち出したチップ等を入力

ディーラーする際、最初の頃はウォッチ(ディーリングを隣で見てくれるディーラー)がついていたのですが最近はつかなくなりました。

 

 

ルーレットは、1枚が5000₩なので少しややこしいですが、細かい計算がないので計算はしやすいです。

バカラは、当初苦労したコミッションの計算にもようやく慣れてきて、ゲーム自体も落ち着いてできるようになりました。ただ私がせっかちなのか分かりませんがno more betの締切が早く、よく待ってと言われることがあります。待っているつもりなのですがディーラーとお客さんだと体感時間が違うんですね。難しいです。

ブラックジャックは楽しいですが、額面の違うチップが混在するベットにブラックジャックが当たるとやや苦戦。例えば100,000が2枚、10,000が17枚だと、現地の先輩ディーラー方ははまとめて555,000と配当しますが、私はまだそれが瞬時に出ないので、まず200,000₩には300,000₩の配当、次に170,000に150,000(100,000分)と105,000(70,000分)の配当。というように細かく配当してしまいます。

さらにディーラーをしながらお客さんの持ちチップを目視でカウントしたり食事の注文を受けたりと色々考えるのがとても大変で難しいです。私は一度に一つの事しか出来ないので頭が混乱してます。仁川やセブンラックはゲームチップの平均賭け金やパーセンテージを入力する仕事はないそうです。ウォーカーヒルのディーラーさん凄い…

全体的に気を抜くとミスをしてしまいます。集中していない訳ではないのですが、ちょうど慣れてきたこともあり基本的なミスをしてしまうことがあるので気をつけないといけません。

ミス0を目指して日々精進しており、練習を沢山したり、先輩のディーリングを見学するなどミス0に向けて努力はしていますが理想通りにならず苦戦しています。お客様とのコミュニケーションを取りながら、ディーリングの難しさを痛感しております。

社食は非常に美味しいです。社食のメニュー表は休憩室に貼っており「今日は何かな」と楽しみにしつつ、ハングルを読む練習にもなっています。

 

<日本人VIPゾーンでのお仕事>

週末は日本VIPゾーンに日本のお客様が多くいらっしゃるのでそこで働くことが多かったです。毎週来るお客様達にはだんだん顔や名前を覚えてもらい、話しかけてもらえたときは嬉しかったです。

日本VIPゾーンでは、私たちが“インターン生だから練習台にされているようで嫌”というお客様もいれば“日本人だから楽しい”とおっしゃってくださるお客様もいます。前者の場合はお客様から心無い言葉を浴びることもありますが、正直そんなこと気にしていたらディーラーは務まらないと感じました。これもまた経験です。もし言葉に傷ついたり、ディーリングのミスに落ち込んでしまってもインターン生同士で励まし合って次の日のモチベーションを維持しています。

先輩ディーラーや管理者の方々にも1人1人認識してもらいはじめ、仕事中に「上手だね」と言ってもらえたときは少しずつでも日々成長出来ているんだなと感じることができました。

今後も思わぬミスで落ち込んだり、常勤と4部でそれぞれのチームごとに悩みや苦労など色々ありますが、それも全て自分次第で、学びになると感じています。

 

レポートby韓国インターン第1期生

misaさん、堀野さん、矢口さん、梅村さん、桐ヶ谷さん、白倉さん、渡邊さん、ユイさん

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お客さんから厳しいお言葉をいただいたり、ときに罵られることもあるのはすべてのディーラーが通る道。ありがたいお言葉の場合もあれば、理不尽なクレームの場合もありますが、いずれも「日々勉強」ですね。インターン生がたくましく育っていく姿は頼もしくもあります。

 

では、次回の更新をお楽しみに!

 

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