JCS column
老人ホームで模擬カジノを開催いたしました!
16.08.30
特別養護老人ホームの納涼祭で模擬カジノ
8月12日、東京都豊島区の特別養護老人ホーム「アトリエ村」納涼祭で
“模擬カジノ体験会”を開催しました!
当日は、卒業生と在校生がボランティアでディーラーを行い、お年寄りにブラックジャックとルーレットをお楽しみいただきました。
このイベントは、スクール在校生と卒業生には「ホスピタリティ」を実践的に学ぶ場として、
利用者であるお年寄りの方々には『カジノゲーム』を体験し、楽しんで頂く機会として、
双方のニーズが合致し、2011年より毎年実施、今回で6回目となります。
当日は、少しでも暑さを忘れて楽しんでいただこうと、ルーレットとブラックジャックで
在校生と卒業生がボランティアディーラーとしてゲームを盛り上げました。
ポスターには和太鼓演奏、フラダンスと並んで、カジノゲームも!
今回ボランティアでディーラーを勤めたのは4名。
毎年参加してくれている佐々木さんは、お台場・カジノヴィーナスでマネージャーとして活躍中です。
2004年、日本カジノスクールが開校時に第一期生として入学した
ベテランディーラー佐々木さん
佐々木さんは高齢者に笑顔を!という思いから、ご自身でもデイサービスへ出向き、
カジノゲームを教えるボランティア活動を行っています。
点数の数え方からプレイ中のアクションまで、お年寄りへわかりやすくレクチャーしています。
ブラックジャックでは、カードをもう一枚追加したいとき(ヒット)はテーブルを「トントン」とする合図が必要です。
そして、もういらないとき(ステイ/スタンド)は手を横に振ります。
実は海外のカジノでは必須のアクションです。
これを取り入れて、頭も体も使うカジノ体験になっています。
介護現場にカジノを取り入れるという試みに興味を持ち、
毎年このボランティア活動を楽しみにしてくれている藪下さんは
ラスベガスのカレッジで看護科を専攻していた経緯もあり、カジノと縁が深い現役看護師さんです。
現役看護師でもある藪下さん
ルーレットを担当した卒業生・在校生コンビ
渡邉さん(左)秋山さん(右)
卒業生の渡邉さんは2005年に卒業して以来、日本全国の様々な現場を経験していて、
盛り上げることに関しては彼の右に出る者はいないと言っても過言ではありません。
アトリエ村では毎年ルーレットでお年寄りを盛り上げてくれる頼れる卒業生です。
渡邊さんのディーリングでは、ヘルパーさんの手を借りてゆっくりと着席したお年寄りが、
思わず立ち上がってゲームに参加するシーンも。
介護現場でこのカジノイベントをやる意義があったと実感する瞬間です。
そして在校生の秋山さん。
現在総合6ヵ月コースで勉強中の彼にとっては
今回が初めて教室の外で「お客様」のお相手をするデビューの日となりました。
秋山君に今回の感想を聞いたところ
「初めてで緊張するかと思いましたが、皆さんにとても暖かく迎えていただいて
こちらも一緒に楽しませもらっちゃいました。」
とのこと。
楽しいデビューになった様です。
アトリエ村の皆様、今年もお招きいただきありがとうございました!