カジノ用語辞典
アップ・カード(Up Card)
表向き(数字が印刷されている方が上)に配られたカード全般を指す言葉であるが、 カジノのブラックジャックではディーラーが1枚だけ見せている札をこう呼ぶ。 混同しやすい言葉としてフェイス・カードがあるが、厳密には表向きのカード全般をアップ・カードと呼び、アップ・カードの中の絵札のことをフェイス・カードと呼ぶ。
⇔ホール・カード ⇒フェイス・カード
⇔ホール・カード ⇒フェイス・カード
JCSコメント
カジノで使われているカードは、裏の模様やデザインは凝っていますが、表はどれもあまり変わりません。が、カジノのブラックジャックテーブルで使われているカードは少し違います。 スペードやハートなどのスーツ(マーク)の配置は通常左上と右下のみに描かれていますが、カジノのブラックジャックのカードは、四角に描かれていて、微妙に配置に違いを持たせています。 これはディーラーが自分の札をチェックする際に、ディーラーの手札を見られないようにテーブルに埋め込まれているミラー(鏡)で確認するためのもので、ディーラーがプレイヤーに何らかの手段で教えてしまうのをカジノ側が不安視しているから。 アップ・カードにもカジノ側のセキュリティ対策が見えますね。