マカオで活躍中! VIPサービスのプロフェッショナル
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大津 慎一郎さん
2011年卒業Shinichiro otsu
大手金融機関に勤めながら日本カジノスクールに通学。
卒業後はNINE&PICTURE’Sに就職し、VIPサービスの仕事でマカオを中心に海外で活躍されている大津さん。
現在はマネージャーとして新人研修も担当し、さらには2016年3月開講の「日本カジノスクールカジノマーケティング講座」講師も担当と大活躍。
そんな大津さんのお仕事についてじっくりお伺いしました。 -
大津さんはVIPサービスのお仕事で海外のカジノを飛び回っているようですね。
はい、マカオを中心に韓国、フィリピンにもよく行きます。
1年のうち延べ約2ヵ月ほど日本に滞在しています。 -
VIPサービスとは、主にどのようなお仕事をされるのですか?
海外のカジノで高額でプレイされる日本人のお客様(VIP)に対し、様々な要望にお応えするのがVIPサービスです。
海外においても日本人のお客様には日本流の接客が求められますし、現地の言葉が分からないお客様も不自由しないよう、航空券やショーのチケット手配、レストランの予約、観光案内、送迎、外貨両替、ゲームの清算など多岐に渡ります。
カジノは海外からたくさんの人に来てもらいたいという思いがありますので、私の仕事は日本人のお客様にご満足いただき、また足を運んでもらうことにより、お客様とカジノ双方の要望をかなえることです。 -
海外のVIPサービス部門で日本のスタッフが重宝されるのはそういう理由なんですね。やはり語学力は必要ですか?
韓国では日本語が通じますが、フィリピンでは英語が必要です。
また、マカオの公用語である広東語はこの仕事を始めてから独学で意思の疎通ができるようにはなりました。 -
仕事でつらいことはありますか?
あまり思いつきませんが、負けたお客様からのクレームなどはちょっと辛いですね。
また、休みの日でもお客様から要望があればご対応しますし、24時間いつでも電話が鳴る覚悟は必要です。 -
日本カジノスクール在学中は大手金融機関にお勤めでしたが、通学は大変ではなかったですか?
総合自由受講コースで週1回、仕事が休みの土曜日に通っていましたが、とにかく楽しかったので大変だと思ったことはありません。
私の同期は会社役員、看護師、公務員の方など、様々な方がいました。私にとっては通学することが良いリフレッシュになりました。 -
大手企業からの転職を後悔したことは?
まったくありません(笑)。
金融機関ではお客様の要望に「先回りして準備する」というのをかなり厳しく叩き込まれましたが、それはお客様に満足していただくために非常に重要なことだと実感しています。
その当時培ったスキルは現在そのまま活かされていますし、今の仕事にとてもやり甲斐を感じています。 -
日本カジノスクールで学んだディーリング技能は活かされていますか?
お客様がカジノでプレイされている時は、私もそばについて見ているのですが、ゲーム中にディーラーのミスも起きます。
配当のミスはお客様の損害になりますので、見つけ次第すぐに指摘しなればなりません。
ゲーム中のミスはディーリングを学んでいないと気付かないことですので、お客様を守るためには必要な技能です。 -
大津さんは今のお仕事を始めてから今年で4年目となりますが、これからカジノ業界での活躍を目指している人に何か一言お願いします。
やりたいと思ったらすぐに行動することです。
世界中のカジノの様々な部署から求人が出ているのを目にします。
労働ビザなどの問題もありますが、可能性は十分あると思いますので、あきらめずに行動してもらいたいです。