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シンガポールカジノ開業 入場者2日間で3万人超
10.02.17
総合リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)」内のカジノが2月14日、営業を開始した。シンガポール初の合法カジノで、4月には新都心の総合リゾート「マリーナ・ベイ・サンズ」でもカジノがオープンする。政府がカジノを認可したのは観光客の海外からの呼び込みが狙い。
RWSのカジノは広東語で繁栄を意味する言葉と同じ発音の0時18分、扉が開かれた。物珍しさ、また開業日が春節と重なったこともあり、カジノ入場者は月曜までの2日間で3万5,000人に達した。
国民および永住権所持者は入場に100Sドル(約6,400円)かかるため、外国人とは入り口が別。多数が殺到したため、入場待ちの列ができた。
RWSではショッピング・飲食プロムナードのフェスティブ・ウオークも開業しており、客の評判は上々だ。
RWSを開発したマレーシア企業、ゲンティン・グループのリム・コクテイ会長は最初の客の一人としてバカラで200Sドル(約1万2,800円)を賭けた。勝負は店側の勝ち。
カジノの床面積は1万5,000平方メートル。賭博台は530卓で、スロットマシンは1,300台。
RWSでは8,300人の従業員を雇用した。初年度に1,300万人の入場者を見込んでいる。
2010/2/17 アジアエックス