After graduation

海外カジノでスーパーバイザーを経験

  • 邱 充良さん

    スーパーバイザー

    2005年9月
    総合1年コース卒業

    Mitsuyoshi Kyu

    カジノが合法化された際にはカジノディーラーはもちろんですが、その上のポジションである「スーパーバイザー」も必要になります。

    日本カジノスクールでは2018年4月より、新たにカジノの管理職であるスーパーバイザーを養成する「カジノスーパーバイザーコース」を新設いたします。

     

     
    当スクールの卒業生の中には、海外のカジノでディーラーからスタートし、すでにスーパーバイザーとして働いている人たちがいます。今回は実際にスーパーバイザーを経験した卒業生に「スーパーバイザーの仕事」について聞いてみました。

  • 開校した年に入学

    私は2004年、日本カジノスクールが開校した年に入学しました。
    たまたまインターネットでスクールを見つけて、面白そう、合法化したら「日本史上初」の仕事に就けるな、と思いました。

  • 卒業後は海外へ

    卒業後、当時北マリアナ諸島のテニアン島(サイパンの隣)にカジノがあり、2006年からスクールのインターンシップでディーラーとして勤務を始めました。

  • ディーラーからのステップアップ

    私のいたカジノでは、ディーラーの経験を積むと、まずディーラーインスペクターという一つ上のポジションを任されます。
    ディーラーのゲーム進行やプレイヤーのマナーチェックの他、テーブルの収支額の確認など、管理業務を行う一方、まだディーラーとして勤務することもあります。
    ディーラーは自分が担当するテーブルだけに集中していればよかったのですが、インスペクターは複数のテーブルを一度にケアしなければなりません。
    管理側の仕事内容を理解した上でディーラーとして働くと、円滑に業務を行う気遣いができるようになりました。

  • さらに上のポジションへ

    その上のポジションであるスーパーバイザーになると、制服も変わり、ディーラーの仕事をすることは一切なくなります。
    管理を集中して任され、マネージャー陣からの要求レベルもグンと上がりますので、ディーラーの時とはまったく違う緊張がありました。
    トラブル対処のための英語も必要になります。
    ディーラーやマネージャーの動きに左右される部分もありますが、それを察して自分のペースを作るところや、テーブル上で起きる様々なドラマを見ることができるやりがいのある仕事です。

    2013年にテレビ取材でカジノ内の撮影許可が出た時の貴重な写真

    校長とも撮影

    邱さんは2018年1月より、日本カジノスクールで講師としてのキャリアをスタート。
    授業中に教えるときはテーブルの反対側(プレイヤー側)から見ることが多く戸惑うことがあるとのこと、ディーラーの背後側に立っていたスーパーバイザーならではの感想も聞けました。

    なるほど、当時はこの位置から見ていたんですね。